医者が教えるサウナの教科書

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ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?

「ととのう」時には脳の中で何が起こっているのか?

「ととのう」ことで生産性が上がり、人生がより良い方向へ転換することが書かれた1冊。

▪️サウナは最強の「ビジネスエリート製造機」

▪️「ととのう」のには医学的根拠がある

▪️「仕事ができる人はサウナが好き」ではなく、「サウナが好きだから、仕事ができる

▪️サウナは即パフォーマンスが上がる

「仕事ができる人」とは、結局、心身を「ととのえる」のがうまい人

私がサウナをお勧めする最大の理由。それは、サウナが全ての健康法の中で、最も効率的に、そして、瞬時に、脳と体を「ととのえる」=「コンディショニング」することができるからです。

・脳が重たい感じがして、集中力が持続しない

・忙しすぎて、ちょっとしたことでイライラする

・ぼーっとしているはずなのに考え事が止まらない

・食後、眠くなってしまい、パフォーマンスが低下する

これらは、ビジネスパーソンであれば、誰もが思い当たることだと思います。仕事量が多く、精神的なストレスが大きいことに加え、会食や飲み会などの肉体的負担も大きい。

そんな、心身ともにクタクタの状態であるにもかかわらず、次から次に難局が襲ってくる。

脳をオフに切り替えようと思っても切り替えれず、ぼーっとしている時ほど、むしろ様々な考えが浮かんでしまい、脳の疲れが取れないと感じているのかもしれません。

多忙なビジネスパーソンは、脳を“オフる“のが苦手

実は、ぼーっとしていても色々考えてしまうことが、脳の7〜8割のエネルギーを消費していると言われています。スマホに例えると、裏で余計なアプリが動いていて、電池がどんどん減っていくようなイメージです。

つまり、ぼーっとしている時、すなわち休息すべき時にも脳が動いてしまうことが脳疲労の原因であり、仕事のパフォーマンスを低下させる元凶なのです。

したがって、時には、強制的に脳を“オフる“ことが大事。そして、容量がいっぱいになった脳を空っぽにして、動作環境をととのえるのです。そうやって心身を上手にコンディショニングできる人がこそが、「ハイパフォーマー」になり得るのだと思います。

仕事ができる人には仕事が集まってくるため、より一層忙しくなるという側面があります。やることはどんどん増え、大きなプレッシャーを抱えながらも、確実に結果を出し続けなければならない。そのために必要なのは、短時間で効率よく心身をコンディショニングし、パフォーマンスを最大限発揮できる状態に「ととのえる」ことです。

サウナなら誰でも自動的に心身をととのえられる

ここ数年、脳や体のコンディショニング方法として、「瞑想」や「マインドフルネス」が注目されることが増えました。これらは、アップル創業者のスティーブ・ジョブズなどの経営者たちが取り入れているポピュラーな方法です。ジョブズは、大学生の頃から禅と接し、日本の寺で修行したいといっていたほど熱心に学んでいたそうです。

しかし、逆にいうと、あのジョブズですら、何年も修行しないと習得できないほど奥が深いものだということです。

実際、瞑想やマインドフルネスはトレーニングが必須であり、習得度によっても効果が異なることが報告されています。

その点、サウナはただ入るだけでOK。

努力不要。才能不要。価格も庶民的。

何も意識せず、ただサウナを楽しむだけで、自動的に心身をコンディショニングできるのです。

これなら誰でもできるのではないでしょうか。

なぜサウナに入ると自動的に「ととのう」のか?

簡単に言えば、サウナは人体にとって「非日常的な危機的状況」だからです

サウナに入ると、熱くて、色々なことを考える余裕がありません。サウナは100度近い超高温であり、世界で一番暑い場所です。人体にとっては、いつもとはまったく違う危機的な環境です。そのため、人体は、サウナの環境に対応できるように集中し、余計なことを考えなくなります。

少し哲学的な表現になりますが、内側の自分の感覚に集中し、野生が目覚めてくるイメージです。

見た目が良くなる!肌が綺麗になり、痩せやすい体質になる

ビジネスシーンにおいて、見た目が重要であることは言うまでもありません。

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンのお法則」を知っている人も多いでしょう。

それは、初対面の人物の印象を決定づける要素は「視覚情報(見た目・表情・仕草等)」が55%、「聴覚情報(声のトーン・速さ・大きさ等)」が38%、「言語情報(話の内容)」が7%だと言うもの。

第一印象を決める半分以上が視覚情報であることから、見た目の大切さがよくわかります。

また、労働経済学者のダニエル・S・ハマーメッシュ教授が20年の歳月をかけて行った研究によると、見た目による男性の生涯年収の差は、2700万円にも及ぶそうです。

目に気を配るかどうかで、これほど差が生まれるのです。

サウナには実は見た目を良くする効果もあります。

まず、肌が綺麗になると言うこと。

サウナで汗をかいたり、血流が促進されたりすることで肌の新陳代謝が促進され、肌の調子がととのいます。また、サウナ後は熱刺激を受けたことでHSPが出るため、細胞が修復されます。お風呂では、顔まで浸かることができないため、顔を熱せれませんが、サウナなら、空気中の熱で温めることができます。

だからサウナは、顔の皮膚をケアするのにはもってこい。

もう一つ、嬉しいことはサウナに入ると甲状腺ホルモンが増えるので代謝が上がり、痩せ体質になること。

甲状腺というのは首の前方にある小さな臓器で、主な役割は二つ。

一つは、交感神経を活性化すること。

もう一つは、全身の代謝を活性化することです。

そのため、サウナに入ると甲状腺ホルモンが増えることで代謝が上がり、エネルギーを消費しやすい体になります。

また、睡眠の質が上がることで日中の活動量が上がるので、間接的にダイエットにつながることも期待できます。

肩こり・腰痛・眼精疲労がやわらぐ

長時間のデスクワークで肩が凝ったり、腰が痛くなったり、細かいエクセル表を凝視して目が疲れたり。ビジネスパーソンは、脳疲労だけではなく、肉体的な疲労にも襲われます。

とはいえ、デスクワークの時間を減らすのは難しいのが現状です。

だからこそ、心身をコンディショニングすることが大事。

突然降ってくる仕事は避けられないかもしれませんが、自分の体をコンディショニングすることは、自分の意思で叶えられます。

逆にいうと、あなたの体をコンディショニングできるのは、あなただけです。

その点、サウナは、脳のみにならず、実は肉体をコンディショニングすることもできるので「仕事のパフォーマンスを上げる」にはうってつけです。

事実、サウナに入ると疲労が取れるという報告があります。

その理由は、まず、温熱効果によって凝り固まった筋肉が和らぎ、血流が増加するということ。

血流の役割には熱を運んだり、酸素や栄養素を運んだりする以外に、余計なものを回収するという働きもあります。

つまり、肉体を疲労させる物質を運び去り、スッキリさせてくれるのです。

また、万病の元とされる炎症が減り、活性酸素が減少することも報告されています。

この二つの研究報告からわかることは、こういうことです。

「サウナは、活動によってダメージを受けた組織(この場合、肩や腰)の炎症を取り除いて治癒しやすくする。さらに、抗酸化作用によってダメージを受けにくい体質に変える」

つまり、肩こりや腰痛がやわらぐだけでなく、肩こりや腰痛になりにくい体が手に入るということです。

眼精疲労に関しても、血流が増加して組織が柔らかくなるため、組織のダメージを緩和させる効果があると考えられます。

これらの効果は入浴によっても得られると思うかもしれません。

確かに、入浴でも肉体的緩和することはできますが、サウナの方がより一層高い効果を得られます。

それは、サウナの「極限の状態」が関係しています。

極限の状態のサウナだからこそ、疲労がスッキリ回復する。

多忙なビジネスパーソンほど、しっかり心身をコンディショニングすることが必要だということがわかります。

サウナに入ることは、脳だけでなく体もスッキリさせることができるのですね。

上記以外にも、サウナに入ることで得られる効果・メリット、サウナの正しい入り方、目的別サウナの利用方法などすごくためになることが書かれています。

僕は、筋力トレーニングもよくするので、体に疲労が溜まりやすいです。

トレーニーがサウナをよく利用するのにも納得がいきますね!

皆さんもぜひサウナを利用し、心身をリフレッシュしてできるビジネスパーソンになりましょう!

そして、人生を生産性高く、より良いものにしていきましょう!

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