こんにちは!あいだいです。
今回は日本代表のサッカーの試合を見てきてすごく面白かったので、少し記事を書かせていただけたらなと思います!
職場の同僚からのお誘いで、3月25日に福岡の北九州市で行われたサッカー国際親善試合を見てきました。
相手はU-23ウクライナ代表。
3月22日に行われたU-23マリ代表との親善試合では、1−3で敗退していたため、今回の試合はとても大事な一戦。
また、ウクライナ代表はすごく強く、前回のマリ以上の強さがあり、2019年に行われた、U-20のW杯で優勝しています。
他にも去年行われたU-21ヨーロッパ選手権では、パリ五輪で優勝候補筆頭のフランスに勝利しています。
しかし、パリ五輪出場権をかけた4月のアジアカップ前最後の強化試合なので、ここで勝利を勝ち取り、良い流れを作ることができれば最高。
そんな思いで当日を迎え会場に着くと、そこにはすごい大雨が。
天気予報でも雨だったので、「やっぱりか」と思いつつも、この雨が吉と出るのか凶と出るのかはわからない。
ただ観客席は傘をさすことはできないみたいなので、僕らは雨衣を買いに行きました。
ビシャビシャになり、寒くなることも想定されたため、観客席もきっとスカスカなんだろうなと思い入場すると、そこには想像を超える人が入っていました。
圧巻しました。
すごい。すごすぎる。
観客席が埋まっていることにもびっくりでしたが、日本代表サポーターの熱量、声量、子供達のピッチを見つめる輝いた目。
この会場に大人から子供まで、全ての夢が詰まっていました。
僕はサッカーを小学2年生から高校まで続けて、今も社会人チームでサッカーをやっています。
中学生の時には、地元で有名な強いチームで本気でプロを目指していました。
僕は中学3年生でプロの夢をあきらめてしまいましたが、そんな小さい頃からの夢を叶えている選手たちが目の前にいて、今の子供たちに夢を与えている。
また、大人たちをこんなにも熱い思いにさせてくれている。
本当にサッカー選手はすごい職業で、僕も同じ夢を追い続けてよかったなと誇りに感じました。
そんなことを感慨深く思い出にも浸りながら、会場の席につきました。
僕らの席は前から2番目。ベンチ側とは反対方向でしたが、ピッチの中にいるような目線で見ることのできる、とても良い席でした。
同僚に本当に感謝です。ありがとう。
そんなこんなで盛り上がっていると、国歌斉唱が始まりました。
本場の国歌斉唱は本当に感動しましたね。
あと日本ってまとまりがあって、本当にいい国だなと感じました。
試合は19時15分ちょうどに、キックオフスタートしました。
注目していたのは荒木遼太郎選手と松木玖生選手。
ウクライナ戦で見れなかったFC東京コンビです。
両選手スターティングメンバーで、すごく雰囲気がありました。
日本は序盤から積極的に攻撃を仕掛け、前半5分に相手のDFにプレスをかけてボールを奪うと、荒木遼太郎選手がファーストシュートを放つ。
これが本当に惜しかった。
10分には中央を佐藤恵充選手がドリブルで持ち込み、右サイドへ。ボールをうけた山田楓喜選手が左足を振り抜くが、GKにセーブされる。
少ないタッチで繋ぎ、最後はシュートで終わるなど、攻撃の主導権を握る日本。
セットプレーから松木玖生選手も立て続けにシュートを放ち、相手ゴールに迫るが、得点はできず。
終盤はウクライナに押し込まれるシーンもありましたが、0−0で前半を折り返しました。
後半開始早々、日本はコーナーキックから187㎝の関根大輝選手がヘディングシュートを放つと、ボールがバーに当たり、跳ね返りをファーサイドに詰めていた佐藤恵充選手が頭?肩?胸?で押し込んだ!
とても盛り上がった。歓声がテレビとは大違い。
勢いづく日本は後半31分、敵陣内でボール奪取に成功すると、ショートカウンターを仕掛け、ペナルティエリア内のこぼれ球を、途中出場した田中聡選手が左足でコースを狙った強烈なシュートを放つ。
これがゴールネットを揺らし、最高の形での追加点となった。
その後も前ががりで攻め続けたが、日本は終始ウクライナを圧倒し、2点差のまま勝利を飾った。
本当に面白い試合だった。
特に、背番号8番キャプテンの藤田譲瑠チマ選手。
この選手が異常にすごかった。
まず、試合全体の流れがとても見えている。
中盤の選手だからそれははそうだろ!と思うかもしれないが本当に一味違った。
例えば、スプリント(攻撃や守備などをして全力を出していること)をし終わった選手がいるサイドを使わないようにするとか、
センターバックからサイドチェンジをする際に一度顔を出して、ボールを受けて、また再度ボールを戻すという動きを常にしていた。
これはウクライナの選手にとっては本当に嫌なことだったはずだ。
藤田選手がボールを受けに落ちることで、センターバックの選択肢が大きく広がる。
その動きをされることで、ウクライナ代表のフォワードは藤田選手にボールが入るのを防ぐか、サイドチェンジするのを防ぐかという選択肢のどちらかを絞らないといけない。
日本代表のセンターバックはこうなると相手フォワードは全く怖くない。
それを90分ずっと継続していたのだ。
この選手のおかげで縦・横とテンポよくパスがつなげて、リズムが生み出されていた。
また、松木選手、荒木選手が攻撃的かつ気持ちが熱くなるMFなので、一つ下がって冷静にゲームを運ぶことができ、バランスをとっていた。
そして、もう一つ。
フィジカルの強さだ。
ウクライナ代表9番は身長もとても高く、がたいもかなり大きい。
その9番と競り合うシーンがあったが、そこでもフィジカル面で負けずに、自分でボールを運び、攻撃のチャンスを作り出した。
これには会場も大歓声。
パス、トラップも基本的なことだが雨でのピッチの中、本当に継続して安定だった。
こんなにもプレーを見ていて安心できる選手はいないと感じさせられた。
今回の試合のMVPと言っても過言ではないだろう。
他にもすごい選手たちがいて、驚きまくりでしたが、何より若い!
こんな若い選手たちが世界の舞台に立って、活躍しているのを見て刺激をもらわない人はいないと思います。
本当に見に行ってよかったです。
そして、4月のパリ五輪出場権をかけたアジアカップも楽しみですね!
皆さんも若き日本代表のサッカーを応援しましょう!
コメント